
これからの建設事業に重要なことは、
先を見据える多様な視点

私たちハンシン建設は、太平洋戦争真っ只中の1942年11月19日に阪神電気鉄道(株)の鉄道施設における土木・営繕等の工事施工を目的に設立され、時代の変化の中で、多種多様な建設ニーズに応えることで成長してきました。
今日では、「土木」「建築」「基礎・推進」「リニューアル」の4つを柱とする阪急阪神東宝グループにおける唯一の総合建設業者として、阪急阪神グループのみならず、公共工事から民間工事まで幅広い工事実績を誇っています。
創業80余年、関西圏を中心に安全・品質・コンプライアンスをもって堅実に事業を進めることで積み上げてきた当社の信用と信頼は、私たちが誇る財産です。
ただ現在の建設業は、お客さまのニーズや社会の求める課題が多様化するとともに、働き方の変革や将来を担う人材の不足が顕在化するなど、大きな転換期を迎えており、今までのやり方では対処できない状況になっています。
そこで私たちは持続的成長を目指し、創業90年を見据えた2030年度までを未来ビジョンとする経営計画を定めました。今後は、お客さまやまちの方々に感動を与え、社員自らも感動できるような仕事を広げていきたい、その目標に向け、当社の強みを磨きつつ、新しい技術を導入するとともに、社員が安心して働ける環境づくりと人材の育成に注力してまいります。現在、当社はDX推進委員会を立ち上げ、ICT技術の導入に努めることで従来の業務手法を見直すとともに、多様な人材がより活躍できるよう、年齢や性別に配慮した待遇の見直しや職場の環境整備に積極的に取り組んでいます。
原点である安全と品質に磨きをかけつつ、確かな人材の育成とそれに裏付けられた信用・信頼・技術力をもって、社会の発展や環境に貢献する、そして持続可能な未来を構築していくことを使命とし、社業に取り組んでまいります。
引き続き、皆さまのご支援を賜りますようお願い申し上げます。
