CSM工法
概要
地下連続壁工法とは、地下を壁状に掘削し、その箇所に鉄筋コンクリートの剛性壁を構築し、
山留め壁や止水壁、剛体基礎等に利用するものです。
近年、用途の拡大および特殊工法の進歩により、いろいろな現場条件にも対応可能なものとなり、広く利用されています。
特長
- 高い掘削性能
地中連続壁の安定液掘削において多くの実績を持つ水平多軸回転カッターの性能をそのまま生かし た高い掘削能力を持ち、硬質地盤でも補助工法なしで施工可能である。 - 高い撹伴性能
力ッターの配列が多く、掘削土が細かく撹持されると同時に吐出する工アーによる撹鮮の相乗効果があり、 非常に優れた撹伴性能があります。 - 高い掘削精度
カッターユニット部に傾斜計を内蔵し、運転席で掘削精度をリアルタイムで監視しながう修正掘削ができます。 また、モニター上で掘削深度、掘削速度、カッターの回転数、ベントナイト泥水やセメント系懸濁液等の注入量の データなどをリアルタイムに管理できます。 - 少ない騒音・振動
力ッターの駆動部がすべて掘削溝内に入るため、騒音・振動が少なくなります。 - 任意設定が可能な芯材間隔
等壁厚に施工できるため、発生応力に対応する必要挿入芯材間隔の設定に柔軟性があります。
施工フロー
詳細仕様
クワトロカッター(4カッター)仕様
種類 | 吊り下げ方式 | |
---|---|---|
カッター | 形式 | BCM5型 |
トルク | 0-45kN・m | |
ベースマシン | 機械高 | 約6.5m(専用機) |
機械長 | 8.0m程度 | |
掘削深度(実績最大深度) | ~65m(60m) | |
堀削壁厚 | 500~1,200mm | |
堀削幅 | 2,400mm |