大深度、共同溝シールド本管への取付管推進
施工凡例
工事件名 | 大阪南ビル舗装先行工事(戎島分岐) | |
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工事場所 | 大阪府堺市堺区戎島町 | |
発注者 | エヌ・ティ・ティ・インフラネット株式会社 | |
施工条件 | 鋼製さや管径 | 1000A L=1,500mm |
本管呼び径 | φ895mm | |
推進延長 | L=27.8m(縦断勾配 53°) | |
発進立坑形状 | 3600×7100 鋼矢板立坑 | |
到達坑形状 | セグメント外径φ5400mm 共同溝シールド | |
推進法線上障害物あり | 矢板 | |
土質 | 軟弱粘土(N=1)~ 砂礫土(N=60以上)の互層 |
パイプリターンが採用された理由
- 到達位置が国道26号線交差点直下の共同溝シールドであり、到達側での掘進機回収が出来ない為、発進立坑に引き戻し可能な推進 工法の選択。
(掘進機は鋼管内を通り発進側に回収出来る) - 到達部シールド(土被りGL-31.4m)は、国道の中央部に位置し、 発進立坑(GL-10m)より縦断勾配53°、推進延長L=27.8mで、シールドセグメント(外径φ5400mm)の中心に高精度(許容誤差±100mm以内)で到達できる工法。
(掘進機を常時測量監視でき、方向修正装置にて蛇行を制御できる) - 鉛直落差が21.4mあり、土質が軟弱粘土~砂礫土へと変化する互層であり、地下水はGL-3.0m(立坑横は、河川で海まで1km)で湧水が多く水圧も高いため密閉式の推進工法であること。
(泥水加圧式の推進なので切羽の安定が保持できる)
上記の内容から掘進機が鋼管内を通り回収可能で掘進機先端部から、止水注入機構を有するパイプリターン工法が採用された。
軌道横断、隣接施工実績
工事件名 | 発注者 | 管径 | 推進延長 | 取付角度 | 土質 |
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住之江区下水処理場~平野下水処理場 汚泥圧送管布設工事(その13) |
大阪市 | φ800 | 21.00m | -38度 | 砂礫土、砂礫Ⅰ |
上深川地区下水道築造13-1号工事 | 広島市 | φ450 | 12.5m | -28度 | 玉石混じり砂礫Ⅱ |
三郷町水質改善下水道汚水幹線工事 | 三郷町 | φ800 | 19.0m | 2.50% | 砂礫 |
堀川中央幹線(その1-3)公共下水道工事 | 京都市 | φ1000 | 10.2m | -11度 | 砂礫 |
飛行場排水区第27工区下水道工事 | 八尾市 | φ650 | 21.0m | Level1 | 礫混じり砂 |
枚方公共下水道第711工区工事 | 枚方市 | φ450 | 29.4m | -12度 | 岩盤 |
大阪南ビル舗装先行工事(戎島分岐) | NTT | φ1000 | 31.97m | -53度 | 軟弱粘土から砂礫(互層) |
小倉関連面整備(半白その7)管渠建設工事 | 宇治市 | φ450 | 8.45×2=16.9m | -6度 | シルト、砂礫(互層) |
石橋第一増補幹線築造工事 | 池田市 | φ800 | 19.45m | 粘土混り砂礫 |